JetXpertプリントステーション

JetXpertプリントステーションのアイデアは、お客様から直接いただいたものです。何年もの間、既製品のプリンターに頼って日々のインクジェット開発を行っていましたが、その効率の悪さに不満を持っていました。産業用プリンターは堅牢な機械で、簡単に再構成できるようにはできていないため、インクやプリントヘッド、波形の変更といった作業に何時間もかかっていました。機械が大きかったため、たった数種類のプリントヘッドや基材のために、産業印刷研究所全体でその設備を収容する必要がありました。また、新しいプリントヘッドを評価しようとすると、新しいプリンターを購入する必要があり、時間も、費用も、スペースも、さらにかかってしまいます。

さらに悪いことに、JetXpert飛翔液滴観測装置はインクジェット開発において不可欠なものになっていましたが、これらのプリンターからは完全に切り離された存在でした。テストの設定が実際の産業印刷ではどうなるのかを確認できなかったため、飛翔液滴観測装置でテストを行った後、別のプリンターに同じ設定をする必要がありました。すべて二度手間で時間がもったいないと、私たちに相談がありました。そしてほどなく、JetXpertプリントステーションが誕生したのです。

The JetXpert Print Station is designed to replicate the most essential parts of industrial inkjet printing, without all of the complication. We’ve kept the main components like substrate transport and ink curing, and stripped everything else out, leaving you with a flexible, easy-to-use machine. Because it is so simple, it is easy to make modifications to the system over time, like testing different printhead models, different substrates, or different printing conditions. One system is adaptable to grow with you over time as your needs change.

開発の効率でJetXpertプリントステーションの右に出るものはありません。プリントヘッド、ドライブエレクトロニクス、液滴吐出装置がスライド式ガントリーに搭載されているため、飛翔液滴観測にも印刷にも同じ設定が使え、二つのテスト間を簡単に行き来することができます。両方に同じ装置を使うことで、確実に完全に同じ条件で迅速に両テストを行うことができます。数分で、ある波形で生成した液滴の速度を測定し、異なる基材にサンプルを印刷し、それぞれの組み合わせがどのように印刷品質に影響するか調べることができます。飛翔液滴観測と印刷の間を素早く行き来できれば、一方の変更がもう一方にどのように影響するのかをより早く把握できます。