究極の「産業用インクジェットヘッド比較表」

ImageXpert Team, 1月 27, 2021

私たちが最もパワフルと信じ、おそらく皆さん自身は必要性に気づいていないツールを紹介します。全ての産業用インクジェットプリントヘッドとその仕様を1つにまとめたチャートです。エプソン、富士フイルム・ディマティックス、コニカミノルタ、京セラ、リコー、東芝テック、セイコー、Xaarなど、主要メーカーの代表的なプリントヘッドを網羅しています。各プリントヘッドには、比較検討に役立つスペックが記載されていますので、次の研究開発プロジェクトに最適な候補を見つけることができます。

全プリントヘッド比較表

Roll-to-Roll Inkjet Printing with Dimatix Printhead

プリントヘッドメーカーの皆様へ

上の表が正確で最新のものであり、機密情報が含まれていないことを確認するために、私たちは最善を尽くしています。お手持ちのプリントヘッドが掲載されていない場合、仕様の更新をご希望の場合、または新しいプリントヘッドを発売していて掲載をご希望の場合は、当社までご連絡いただければ迅速に対応いたします。

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比較表で使われている用語の解説

Ink Type
メーカーがそのヘッドに対応していると謳っている、インク種類(水系、溶剤系、UV系、オイル系、その他)
インク供給システム
ヘッドが非循環式(Gravity)または循環式(Recirculating)のどちらのインク供給システムで動作するように設計されているか
粘度
ヘッドが対応しているインクの粘度範囲。なおこれはヘッドメーカーが推奨している範囲であり、指定範囲外の粘度のインクを使用することについては厳密なルールはありません。
ドロップボリューム
グレースケール印刷時にこのヘッドで生成可能な液滴体積の典型的な範囲 (>1 dpd)
印刷幅
通常、これはシングルヘッドで最高解像度で印刷できる画像の幅と定義されますが、プリントヘッドの設計によってはプリントヘッドの端に余分なノズルがある場合もあります。
行の数
1ヘッド内のノズル列の数
ノズル数
1ヘッドの総ノズル数
色数
1ヘッドに使用できる最大の色数
色ごとの解像度
ヘッドの各色ごとに印刷できる最大解像度です。なお同じ色インクを同一ヘッドの複数チャンネルで使用することで、ヘッドの解像度を上げることができます。例えば300dpiで2色の印刷ができるヘッドは、1色のみの使用で600dpiの印刷も可能です。
ヒータ
吐出するインク温度を一定に保つためのビルトインヒーターが内蔵されているかどうか
最高温度
通常、これはプリントヘッドの内蔵ヒーターが昇温できる最高温度のことです。ヘッドの動作可能な環境温度範囲のことではありません。 
最大バイナリ頻度
バイナリー(二値)印刷時の最大吐出周波数。すなわち最小のドロップサイズで、各ノズルから1秒間に吐出できる最大の液滴数です。周波数と解像度から、印刷速度を求めることができます。

drop watching system for inkjet printhead research

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